採血の後に脱毛してはいけない?
採血した後の脱毛の施術は、できる限り避ける方が無難です。
針を刺した箇所周辺に施術を行うのは困難ですし、肌の赤みなどを考慮すると、献血後の施術は避けるべきです。
また体がふらついている時も、施術は原則困難です。
注射痕がある時や色が黒い時は施術が困難
採血の際には、基本的には腕に針を刺す事になります。
腕の比較的深い部分まで針を刺す訳ですが、しばらくの間は刺した痕が残ります。
痕が残ると言っても、ある程度は日数が経過すれば、自然と消滅してくれます。
しかし注射をした当日は、やはり痕は残ってしまいます。
ところで脱毛の施術には、条件があります。
肌の表面に何も問題点がなければ、施術を受ける事は可能です。
しかし肌の表面に傷などがあると、サロンでの施術は断られてしまう傾向があります。
ですから切り傷があると、施術を受ける事はできません。
注射の痕も例外ではありません。
針を刺した箇所周辺に対する施術は、原則困難なのです。
ですから腕に対する施術を受けるなら、献血などは控える方が良いでしょう。
また注射の針を刺しますと、肌の色が若干黒くなってしまう事があります。
サロンが使用しているマシンから放出される光は、黒い色に反応する性質があります。
色が黒い状態でマシンを使ってしまうと、肌が多くの光を吸収するので、痛みの度合いも強くなってしまいます。
サロンとしては、黒い状態の肌に施術を行うことはできません。
それを考慮すると、施術の前の注射は避けるべきです。
注射で赤くなっている時の施術は困難
ところで採血する際には、よく腕が圧迫されます。
独自のバンドを使って、腕を圧迫するのが一般的です。
ただし腕が圧迫されると、肌の色も変化してしまいます。
バンドに限らず、肌に何らかの圧力が加われば、基本的には色が変化します。
通常は肌色ですが、腕を握り締めた時などは、たいてい色は赤くなります。
ところで肌の色合いによっては、サロンやクリニックで施術を受けるのは難しくなる事もあります。
肌色の状態なら、フラッシュやレーザーで施術を受ける事は可能です。
しかし肌が赤みを帯びた状態で施術を行ってしまうと、様々なトラブルが生じる事があります。
赤い肌に対する施術は、ややリスクが大きいのです。
ですから腕に注射をした後は、施術を断られてしまうケースも多々あります。
体がふらついている時の施術はリスクが大きい
それと体調の問題があります。
そもそも体調があまり優れない時は、注射を避ける方が良いと言われる事も多いです。
その主な理由は、体のふらつきです。
採血をしますと、少なくとも体内の血液の量は減ってしまいます。
軽い貧血のような状態になってしまうので、注射をした後に体がふらついてしまう事はよくあります。
ある程度は献血に慣れている方々でも、体調があまり芳しくない時には、注射によって体がふらついてしまう事もあります。
もちろん貧血の状態で施術を受けるのは、あまり望ましくありません。
上述の通り、サロンやクリニックの施術には条件があって、その1つは体調です。
体調があまり良くない時に施術を行うのは、どうしてもリスクが大きくなってしまいます。
まして注射によって体がふらついている状態で施術を行うのは、様々なトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
また、たとえ施術を受ける事が可能でも、あまり強い光を照射する事はできません。
体がふらついている状態ですと、強い光を照射するのは危険だからです。
照射される光があまり強くなければ、施術の効果も弱くなってしまいます。
ですから施術を受ける前に注射するのは、避ける方が良いでしょう。
ですからサロンやクリニックで施術を受ける前は、採血などは避ける方が無難です。
特に腕というパーツはトラブルが生じる事も多いので、注意が必要です。
腕以外のパーツなら問題ない事もありますが、体がふらついてしまう可能性もあるので、基本的には控える方が無難です。